クラウド会計を活用した効率的な経理をサポートします
会計ソフトも日々進歩し、クラウド会計ソフトを利用した自動化により経理業務を大きく効率化することが可能になっています。当事務所では、freee（フリー）やマネーフォワード、弥生会計オンラインといったクラウド会計ソフトを積極的に活用して、業務効率化をサポートします。
クラウド会計を利用する3つのメリット
クラウド会計ソフトとは、インターネット上のサーバーにデータを保存するクラウドサービスを使った会計ツールのことをいいます。通常の会計ソフトはパソコンにインストールして利用しますが、クラウド会計ソフトではデータをインターネット上に保管して共有できるため、多くのメリットがあります。
１．業務の効率化が図れる
クラウド会計ソフトはインターネット上のデータ連携が簡単にできます。例えば、預金口座の入出金情報やクレジットカードの利用情報を自動で取り込んで帳簿を付けることができ、入力作業の手間を大幅に省くことができます。また、レシートも写真を撮って取り込むことで、日付や金額が自動で入力されるのはもちろん、店名から何の経費かを自動で推測してくれるため、推測された内容が正しいかどうか確認するだけで記帳ができます。面倒な作業を自動化できるため、経理業務が大幅に効率化されます。
また、従来の会計ソフトでは制度改正があるたびにソフトのバージョンアップが必要でしたが、クラウド会計は自動で更新が行われるため、面倒なバージョンアップの作業も不要になります。
２．パソコンだけでなくスマホ・タブレットからでも利用できる Macでも
インストール不要で利用できるため、ブラウザからログインすればどのパソコンでも利用できます。スマホやタブレットのブラウザからも利用できるので、移動中などのちょっとした時間にも入力作業や業績レポートの確認ができます。スマホ用のアプリも用意されていますので、スムーズな入力が可能です。
また、OSに関係なくWindowsでもMacでも利用可能です。クリエイターやデザイナーの方が利用することが多いMacでも利用可能な点は大きなメリットです。
３．リアルタイムに業績を把握できる
試算表（貸借対照表、損益計算書）などの業績レポートがブラウザから簡単に確認でき、売上や経費の月ごとの推移も一目でわかります。収益、費用、売掛金、買掛金などに関する多彩なレポートが用意されていて、経営判断のスピードアップに役立ちます。
税理士もいつでも入力内容を確認できるため、リアルタイムにサポートを受けることができます。
おすすめのクラウド会計ソフトは？
クラウド会計ソフトとしては、freeeやマネーフォワード、弥生会計オンラインの3つが有名で、シェアの大部分を占めます。その中でも当事務所がおすすめするfreeeとマネーフォワードの主な機能や価格の違いを比較表にまとめてみました。
価格はすべて年間の利用料になります。
| freee（フリー） | マネーフォワード | |
| ウェブサイト | https://www.freee.co.jp/ | https://biz.moneyforward.com/ |
| 個人年間料金 | スターター 11,760円 スタンダード 23,760円 プレミアム 39,800円 | パーソナルミニ 10,800円 パーソナル 15,360円 パーソナルプラス 35,760円 |
| 法人年間料金 | ひとり法人 35,760円～ スターター 65,760円～ スタンダード 107,760円～ （2024年7月1日からの料金です） | スモールビジネス 35,760円 ビジネス 59,760円 |
| 請求書作成 | 無料 | 無料 |
| 給与計算 年末調整 | freee人事労務（各プラン5名～） 1名分は無料（ひとり法人事業所向け） ミニマム 24,000円～ スターター 36,000円～ スタンダード 48,000円～ | 法人プランでは5名まで無料 6名から従量課金 https://biz.moneyforward.com/payroll/price/ |
| 使いやすさ | 簿記の知識がない人でも使いやすい経理初心者向き | 複式簿記の知識があった方がよく経理経験者向き |
いずれのクラウド会計ソフトも無料利用期間がありますので、迷ったらとりあえずアカウントを作成して使い比べてみることもできます。
どのプランにするかですが、個人事業主であればfreeeならスターター、マネーフォワードならパーソナルで機能的には十分です。法人の場合にはfreeeならミニマム、マネーフォワードならスモールビジネスで基本的な機能は利用できます。また、マネーフォワードは給与計算も料金に含まれていますので、従業員を雇って給与計算までご自身でされる場合にはマネーフォワードの方が安くなります。
基本的な機能に大きな違いはなく、どちらもクラウド会計のメリットを十分に得られます。どちらを選ぶ決め手としては、簿記の知識がない方にはfreee（フリー）をおすすめしています。逆に簿記知識がある方はマネーフォワードの方が使いやすいと思います。
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せとうち税理士法人はクラウド会計ソフトのfreee（フリー）、マネーフォワード、弥生会計オンラインのいずれにも対応しています。クラウド会計の導入から、日々の記帳のサポート・税務申告まで、何でもご相談ください。
