2023年10月から最低賃金が引き上げになり、例えば香川県ではこれまでの878円から40円引き上げられ918円になります。
最も高かったのは東京の1,113円で、全国加重平均も1,004円となり1,000円を超えました。
時給制の場合は分かりやすいため、気付かずに最低賃金割れになることは少ないかと思いますが、月給制の場合にも今の給料のままで最低賃金割れとならないかどうかご注意ください。
企業側にとっては人件費の上昇につながりますので、それを補うための売上単価のアップや業務効率を改善するための工夫が必要になります。一方で従業員の側にとっても、賃金の上昇に見合うだけの付加価値を示すことが出来なければ、業務を機械に取って代わられて仕事を失う可能性があります。
最低賃金引き上げがいいことかどうかの評価は難しいですが、日本経済の生産性の向上につながってほしいところです。
【参考】
香川労働局発表資料:香川県最低賃金を時間額918円に引き上げます
厚生労働省:全ての都道府県の地域別最低賃金の答申結果一覧
【参考:業務改善助成金】
事業場内最低賃金の引き上げに取り組む中小企業等を支援する「業務改善助成金」を拡充します
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